ラウンドアップってどんな除草剤?効果・使い方・安全性を徹底解説
ホームセンターでよく見かける「ラウンドアップ」ですが、一体どのような除草剤なのでしょうか?
今回は、野菜のそばに撒いても平気なのか、人体に影響は無いのか、どんな雑草に効果があるのかなど、ラウンドアップの使用方法や安全性についてまとめて解説致します。
ドラッグストアで一番よく目にするよね!
除草剤はそれぞれ特徴があって使い方も注意点も違うから、よく理解をして使うことをおすすめするぞい!
ラウンドアップの基本情報
まず、ラウンドアップの基本情報は下記の通りです。
※この先を読み進めていただく前に、別記事「除草剤にはどんな種類がある?おすすめの選び方をご紹介します」をお読みいただきますと、この先の説明が幾分か理解しやすいかと思われます。まず、大きく分けてポイントとなるのは「茎葉処理剤」「移行型」「非選択性」の3つです。
- 茎葉処理剤:地面に撒くのではなく、雑草の葉や茎にかけることで効果を発揮する薬剤
- 移行型:薬剤が葉や茎に付着し、時間をかけて植物体内を移動し、薬効を発揮する薬剤
- https://www.otentosan.com/fs/otentosan/roundupmaxroad5 ラウンドアップ class="marker">非選択性:薬剤が付いた植物は例外なくすべて枯れさせてしまう薬剤
ラウンドアップは、上記の特性から
- すでに雑草が生えているかどうか
- 薬効が現れるまで時間がかかっても大丈夫か(天候・作業スケジュールの問題等)
- 根まで枯らしてしまいたいかどうか
- 周囲に付着すると困る作物などは無いか
これら4項目がいずれも問題なければ、ラウンドアップを使用してもいいでしょう。
特に、スギナやハマスゲなど、地下の塊茎など増えるタイプの強害雑草は根まで枯らす必要があります。
駆除したい雑草の中に、スギナやハマスゲがある場合はラウンドアップはお勧めできます。
【関連記事】
>>>ハマスゲとはどんな雑草?カヤツリグサ科の駆除方法まとめ
ラウンドアップの種類別の比較
2017年月現在、ラウンドアップには下記の3種類の商品があります。
- ラウンドアップマックスロード
- ラウンドアップマックスロードAL
- ラウンドアップマックスロードAL2
1.ラウンドアップマックスロード
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ラウンドアップマックスロードは、うすめて使う希釈タイプの除草剤です。
このタイプのいい点は、広範囲の除草に効果的かつ経済的である点でしょう。
また、スギナなどの強害雑草の場合は、次に紹介するラウンドアップマックスロードAL/AL2の濃度よりも濃くすることで効果的に除草ができるので、特にスギナを除草したい場合はこちらのタイプが良いでしょう。
また、好きな濃度に希釈して噴霧器(動噴)などに移し替えて散布すると、広範囲に効果的にまくことが出来ます。かけむらを無くすことで、除草剤の無駄もなく効率よく枯殺することが出来ます。
>>>「噴霧器の種類別におすすめを紹介!家庭用に小型の噴霧器はいかが?」
一方で、デメリットは自分で希釈する必要があること、自分が除草したい雑草の種類によっては希釈する濃度を調節する必要があるので、https://www.cainz.com/shop/g/g4957919637031/ class="marker">自分の庭に生えている雑草がどの種類のものかを把握しておく必要があるという点でしょう。
希釈の目安は以下の通りです
【25倍希釈】
スギナ
【50倍希釈】
ツユクサ、オオバコ、スベリヒユ、カヤツリグサ(ハマスゲ)、エノキグサ、笹、ヤブガラシ、クズ、ワルナスビ、ヒルガオ、ドクダミ、イタドリ、セイタカアワダチソウ、ススキ、ガガイモ、キクイモ
【100倍希釈】
ギシギシ、イヌタデ、タンポポ、ヒメオドリコソウ、アメリカセンタングサ、ハルジオン、ヨモギ、アカザ、スズメノカタビラ、メヒシバ、ノボロギク、アレチウリ、カナムグラ、よ
スギナだけ25倍というのを見ると、どれだけ駆除しにくいのかが分かるね
希釈の目安は以下の通りじゃよ
- 100倍液の作り方 >>> 水10Lに100ml
- 50倍液の作り方 >>> 水10Lに200ml ← マックスロードAL/AL2と同濃度
- 25倍液の作り方